おとも茶

2016

works

branding / package

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[お弁当ユーザーのための新しいほうじ茶のブランド]
農林水産省の食料品モニターから、お茶を飲む時と食事との関わりが大きいこと、 お茶ジャンルの消費者に若年層が少ないことから、ターゲットをお弁当(購入の食事も含める)の若年層に絞った。
内容は食事に最も合うとされるほうじ茶に設定、食事にはいつもお供させてもらえるよう、
ネーミングを「おとも茶」、キャッチコピーを「いつも食の隣に」とした。

[おとも茶について]
内容は、焙煎により苦味や渋味が抑えられたあっさり軽い口当たりのほうじ茶。
香ばしい薫りと味も特長で、 和食はもちろんのこと甘いお菓子など、どんな食事とも相性抜群。
日本茶では少し高級な部類で、京都の懐石料理店などで最もポピュラーなお茶である。
ペットボトルの型は、マイボトルを想わせるような寸胴なものをチョイス。 お弁当との関連性を強めた。
ラベルのデザインは、 新しいイメージの構築の為、 現在市場にあるほうじ茶に多い、橙系の色相、高齢のイメージ、格の高いお茶には見えない、地味などといった印象を一転させ、
高級感を含みつつ、若い層が手に取りやすい親近感と、 食を連想するようなデザインを目指した。
弁当を包む風呂敷を感じさせる模様とテクスチャに、おかずのイラストを散りばめたり、 キャッチコピーにお箸をデザインすることで食を前面にアピールした。
「おとも」のロゴには風呂敷の結び目を想わせるようなあしらいを施し、食事とお茶を結びつけるのがおとも茶であって欲しいという願いも込めた。